[1] "R version 4.4.2 (2024-10-31 ucrt)"
Rユーザーのための次世代IDE
2026-02-27 23:04:32
寺井雅人(Masato Terai)
大学教員(助教)
北海道は31年の人生で初

Rユーザー歴8年
データの下処理、統計解析
半年前、RStudioからPositronへ移行
Rコミュニティ
初参加:Nagoya.R (2018)
初発表:Japan.R (2024)
Python < Rな方
パッケージ開発 < データ分析な方
Visual Studio Code(VS Code)< RStudioな方
Positronについて
Quartoについて

RとPythonを “First-class”言語とするVS Codeに似ている統合開発環境
もう beta 版ではない
Stable releases of Positron are now available!
Thank you to all our beta users who have been testing and giving feedback on our prereleases over the last year.
.Rprojがない
Positronではプロジェクト = ワークスペース(フォルダー)
詳しい解説:The Rproj File
Note
RStudioのプロジェクト機能に関してはこちらを参考にしてみてください
Rがクラッシュしても、Positron自体は生き残ることが多い
RやPythonのバージョンの切り替えも、コンソールの再起動だけでよい
RStudioとは異なり、実行結果は、コンソールペインでしか確認できない
However, we are actively enhancing our Positron-native notebook UI that will provide inline outputs for Python or R sessions.
RMarkdown、Quartoの書き出しが可能だが、いわゆる “Knit”ボタンがない
PositronはRStudioに比べより多くのAIサポートを受けられる
Note
AIサポートはPositronの推しポイントですが、個人的に使用してませんし、既に解説記事が複数あるので割愛しました。詳しくは以下のYoutubeや参考文献を参考にしてください。
And More!
RStudioの機能をそのままに新たな機能を拡張したわけではない
RStudio: Rに特化した完成度の高い開発環境
Positron:多言語の将来性のある開発環境
Rのインストールも忘れずに!
それぞれのOSに合うインストーラーを選ぶ
Pic From https://positron.posit.co/
Activity Bar:ファイル、Git、拡張機能、AIアシストなどを表示
Primary Side Bar:Activity Barの詳細。Activity Barで選んだものによって内容が異なる。
Editor:コードを記述する箇所
Panel:コンソール、ターミナルなどが表示される
Secondary Side Bar:変数や、プロットなどが表示される


Stacked Layout:デフォルト
Side-By-Side Layout:RStudioにより近い
Notebook Layout:Side-By-Side LayoutマイナスVARIABLESペイン
Assistant Layout:Stacked Layoutとあまり違いが分からない。Primary Side Barが少し広い。
VS Codeからの機能
大体のキーワードで検索してくれる(= 部分一致)
[?]を入れると様々なコマンドを一覧可能
おすすめ
キーワード検索
ファイルを開く
開いているファイルの特定の行にジャンプ
テーマの変更:左下の⚙をクリック → [Themes] → [Color Theme]
フォントの大きさの変更:左下の⚙をクリック → [Settings] → [Text Editor] → [Font Size]
データの分布や、欠損値の割合などを確認できる
以下のコードをRunして、VARIABLESで確認
RStudioに比べ、より詳細な設定が可能

セッション内で作成した図が表示されており、探しやすい
サイドバーの上から3つ目がGit操作
RStudioに比べ、クリック操作で行えるコマンドがかなり増えた(VS Codeレベルになった)
差分の確認はRStudioの方がやや見やすい
Previewを見ながらqmdやRmdファイルを編集できる
スクロールバーの上で右クリック → [Minimap]をクリック
左:RStudio、右:Positron
必要なものは基本的にインストール済
「VS Code おすすめ拡張機能」で検索がおすすめ
Positron内でPDFを確認できる
Pic From Rainbow CSV
インデントを階層ごとに異なる色でハイライト
Pic From indent-rainbow
[⚙] をクリックした一番下に表示
Pandocを基盤にした研究・技術文書作成のための出版システム
Quartoでもウェブサイトをつくったり、本をつくることは可能
RStudioと同様、今後も生き残るらしいのでご安心を
R Markdown is not going away! R Markdown is used extensively and continues to work well. It will continue to be actively supported.
左上のNewをクリック -> [New File…] -> [Quarto Document]をクリック
キーボードから手を放したくないのであれば、
残念ながら.Rmdファイルのテンプレート選択画面はない
formatoutput
R Markdownに合わせる
authorとdateも追加
date: nowでもよいImportant
Quartoでは、R Markdownよりも記法が少し厳しい印象です。
例えば、echo = Fと書いたり、“:” の後に半角スペースを入れないと怒られます。
網羅的な記法は公式の資料を参照してください
Quarto:[Preview]もしくは[口 Render on Save]に✔を入れてから保存
TERMINALでも可能
quarto preview ファイル名.qmd
quarto render ファイル名.qmd
R Markdown:上記の方法もしくは[Preview]で[Render Document With R Markdown]を選択
Caution
TERMINALでRenderすることも可能ですが、YAMLでengineを定義していない場合、エラーになる場合があります。
例えば、Python3がないと、TERMINAL操作ではRenderできません。おそらくデフォルトでJupyter設定になっています。
Starting python3 kernel…Python Unable to locate an installed version of Python 3. Install Python 3 from https://www.python.org/downloads/
従って、RユーザーはYAMLで以下のようにKnitrを明示しておくといいかもしれません。 engine: knitr
このスライドもQuartoで作成しています。
Githubの “index.qmd”を見ると、YAMLの設定など細かい点を確認できます。
GitHubへのリンク:https://github.com/masato-terai/Workshop_SappoRoR
RStudioが消えるわけではない(開発が止まったりするわけではない)
R, RStudioにこれから触れる人は、Positronがお勧めらしい
わさもんだから(熊本弁:新しいもの好き)
データの外観機能が気に入っている
Pythonをもっと習得したいが、言語によってIDEを変えたくないから
Positronの将来性に期待しているから
データの分布を一覧で出せる
プロットの一覧が見れる
手をキーボードから離す頻度が減る
Git操作がより簡単に
AIのアシストをより受けられる
RStudioに慣れた人は最初戸惑う可能性大
R言語だけならRStudioで十分
習得するためのサポートが少ない(特に日本語)
💻Positron
💻quarto
📽Positron IDE doing Data Analysis with R
💻Settings, Keybindings, and Extensions for Positron
💻I’m an R user: Quarto or R Markdown?
💻【AI全部載せできるRのデータ分析環境はこれ】Positron Assistantの導入ガイド
💻Positronのおすすめ設定!【R | Python】
💻Positron 最速入門
💻Positronって実際どうなの?RStudioユーザーがCursorと比較しながら触ってみた
Published: 2026-02-13, Last update: 2026-02-27 23:04:32, Time Zone: Asia/Tokyo